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タカノツメの頂芽は卵状円錐形で維管束痕は5~9個。黄緑色~暗紫色で芽鱗は4~8枚。葉痕はV字形、いい形です(^^) Gamblea innovans (Siebold et Zucc.) C.B.Shang, Lowry et Frodin
17:08 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
モチツツジをよく見ると越冬葉に囲まれた花芽がついていました。花芽も越冬葉も長毛におおわれます。 Rhododendron macrosepalum Maxim. Rhododendronツツジ属。rhodon(バラ)+dendron(樹木)
22:15 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
モッコクの冬芽は紅紫色、芽鱗は多肉で厚く無毛。2~10枚が瓦重ねに並びます。葉痕は半円形から円形で維管束痕は1個。 Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Bedd.
21:12 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
近所でセイヨウヒイラギの赤い実が目立っていました。 Ilex aquifolium L. Ilexモチノキ属。植物の古ラテン名を転用。
22:34 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
交野の山に逸出のコンテリクラマゴケが、今の時期でも枯れずに冬越ししていました。表面に紺色の光沢があります。 腹葉は開出し長楕円形~卵形、背葉は狭卵形で共に全縁で白膜があります。胞子嚢穂は四角柱状、胞子葉は同形。10倍の実体顕微鏡で見ると大胞子嚢と小胞子嚢が1つの胞子嚢穂についていました。大胞子嚢には突起のある4個の大胞子が入っていました。 Selaginella uncinata (Desv.) Spring uncinata鈎あるの意
22:41 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
アカメガシワの冬芽は裸芽で葉脈が見え灰色~褐色の星状毛が密生します。 Mallotus japonicus (L.f.) Müll.Arg. Mallotusアカメガシワ属。mallotos(長軟毛ある)
20:28 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
家の石垣でイヌノフグリの花が咲いていました。茎には曲がった柔らかい毛、葉裏には短毛、葉の表はほとんど無毛です。花冠は淡紅色、おしべ2めしべ1。 Veronica polita Fr. subsp. lilacina (T.Yamaz.) T.Yamaz. Veronicaは古St.Veronicaへの献名。lilacinaは藤色のの意
18:09 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
団地でフジに冬芽がついていました。暗赤褐色、芽鱗は2~3枚見えます。葉痕は扁円形で維管束痕は3個。 Wisteria floribunda (Willd.) DC. Wisteriaフジ属。米国のC.Wistar(1760-1818)への献名。floribundaは花の多いの意
ヤブコウジの赤い実がきれいです。別名ジュウリョウともいいます。 核 Ardisia japonica (Thunb.) Blume Ardisiaヤブコウジ属。ardis(槍先)
21:17 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
団地の公園でクロバイの冬芽が大きくなっていました。 葉芽は細長く紅紫色で無毛、花芽は球形です。 Symplocos prunifolia Siebold et Zucc.
22:39 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
京都の荒れ地でビロードモウズイカの幼苗が生えていました。 葉は触るとふわふわしています。ルーペで見ると葉の毛は面白い形をしています。樹枝状の分枝毛です。 Verbascum thapsus L.
21:48 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
団地の公園のハクモクレンの花芽がふくらんでいました。芽鱗は托葉が変化したもので葉柄と合着したキャップ状です。花芽は大きく白っぽい長い軟毛におおわれます。ぼさぼさ頭ですねコブシに比べ枝が太い。 Magnolia heptapeta (Buchoz) Dandy hepta-は7の意
19:05 植物 | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
団地を歩いていると雄花がたくさん落ちていました。何かしらと上を見るとヒマラヤスギの木が・・雄ずいは多数らせん状につきます。 ルーペで見ると黄色の花粉がついていました。2葯胞があります。 Cedrus deodara (Roxb.) G.Don Cedrusヒマラヤスギ属。アラビア語のkedron(力)から出たギリシア語のcedrosに由来。
21:25 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
団地でキンモクセイ?と思い見ると実が付いていました。日本ではキンモクセイは雄株しか知られていないということです。ウスギモクセイ?ギンモクセイ?葉に鋸歯がなかったのでウスギモクセイ?秋の花の時期が楽しみです 果実、核果楕円形で春に黒褐色に熟します。 Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino f. thunbergii (Makino) T.Yamaz.
15:22 植物 | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
草津の神社の境内にミズスギが生えていました。暖地のものですが石川、富山、長野、神奈川の限られた場所に、北海道東部、東北地方中部では例外的に発見されているそうです。南のものに比べこぢんまりとまとまっています。胞子嚢穂は直立枝の側枝に下垂し柄はありません。胞子葉は密につき、色は淡く、辺縁に微突起があります。 Lycopodium cernuum L. cernuumは垂下したの意
21:09 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
奄美の林内にキノボリシダが生えていました。頂羽片は側羽片とほとんど同型同大です。 ソーラスは平行に走る脈に沿って中肋付近から辺縁に伸びます。 Diplazium donianum (Mett.) Tardieu
22:43 植物 | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
崖をよく見るとシダの前葉体がたくさん着いていました濃い緑です。葉緑素の色です。
21:42 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
山でハンコクシダが点在していました。側羽片は鎌状に曲がり無柄基部は前側で耳状に尖ります(奄美)ハンコクシダは台湾でこの種を発見したHancockにちなんで和名がつけられました。その後、香港に分布するものと同じであることがわかったそうです。 ソーラスは線形。中肋近くから辺縁に向かって伸びます。中軸、羽軸には葉柄と同じような茶色の多細胞毛を密につけます。 Diplazium pullingeri (Baker) J.Sm.
20:25 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
団地の公園のネジキの冬芽。一年枝は黄緑~紅紫色でつやがあります。芽燐が2枚向き合います。葉痕は半円形、維管束痕は1個です。 樹皮 Lyonia ovalifolia (Wall.) Drude subsp. neziki (Nakai et H.Hara) H.Hara Lyoniaネジキ属。米国のJ.lyon(18c-1818)に由来。ovalisは広卵形のの意
19:51 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ハドノキに実がついていました。(奄美) そう果、花の後、肉質化した白い花被がそう果のまわりを囲みます。 Oreocnide pedunculata (Shirai) Masam. pedunculataは花柄あるの意
23:24 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
アジサイの冬芽。枝は太く、頂芽は幼い葉の形が見える裸芽で大きく無毛です。 Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. f. macrophylla Hydrangeaアジサイ属。hydro(水)+angeion(容器)macrophylla は大きい葉のの意
21:57 植物 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
奄美の路傍にケホシダが生えていました。触るとふわふわしています。 裂片は鈍頭から円頭です。ソーラスは裂片の辺縁と中肋の中間かやや辺縁よりにつきます。最下小脈だけが結合して網目をつくります。 Thelypteris parasitica (L.) Tardieu
22:20 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
団地のイロハモミジの冬芽。枝先に並んだ赤い冬芽が可愛いです冬芽の基部には短い膜質鱗片があり、縁に沿って毛が並びます。芽鱗は無毛です Acer palmatum Thunb. Acerカエデ属。カエデの一種Acer campestreのラテン名に由来。 palmatumは掌状のの意
21:24 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ボチョウジに実がついていました。別名リュウキュウアオキといいます。枝は緑色です。 果実。赤く熟します。 Psychotria rubra (Lour.) Poir. Psychotriaシラタマカヅラ属。psyche(生命)+trepho(保つ)rubraは赤いの意
21:55 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ホソバリュウビンタイの側にリュウビンタイが見られました。奄美の林内でよく見られました。比べて見ると違いが分かりやすいです。両者ともソーラスの付き方がきれいで好きなシダです(^^) 小羽片の基部はくさび形、不対称です。 偽脈は小羽片の中肋と辺縁の中間で止まります。 Angiopteris lygodiifolia Rosenst.
12:29 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
大きなリュウビンタイね!!と思いよく見るとホソバリュウビンタイでした。 小羽片の基部は切形か少し心形です。 ソーラス、偽脈は小羽片の中肋近くまで伸びます。 Angiopteris palmiformis (Cav.) C.Chr. angio-は容器palmiformisは掌状のの意
22:12 植物 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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